ビスマルク体制

ビスマルク体制とは

ビスマルク体制とは、1871年から1890年までのドイツ帝国宰相ビスマルクによる外交・内政政策を指す。ヨーロッパの平和維持とドイツの安全保障を両立させたことが特徴である。本ページでは、さらに体制の仕組みや主要政策などについても詳しく解説していく。

ビスマルク体制


ドイツは満ち足りている。
われわれの未来は、征服ではなく、維持と安定にある。


─ オットー・フォン・ビスマルク(1815-1898)


ビスマルク体制とは、1878年から90年にかけて、ドイツ帝国のビスマルクが推進した外交政策およびそれにより構築されたヨーロッパ秩序のことです。三国同盟、三帝同盟、再保障条約などの軍事同盟を柱とし、フランスを孤立化させ再起を未然に防ぐとともに、ドイツの国際的地位向上を狙ったものでした。ビスマルク外交とも。


オットー・フォン・ビスマルク(1815 - 1898)