フィンランドといえば、北欧の一角に位置する美しい国として知られています。冬はオーロラや氷上の散歩、夏は白夜と美しい自然を楽しめる場所です。そして、フィンランドというと、その特有の料理について様々な意見が飛び交うことも。中には「フィンランド料理はまずい」という声も少なくありません。そんな声に耳を傾けつ...
フィンランド風ミートボール「リハプッラ」
過酷な風土を背景にした食材の乏しさゆえに、フィンランド料理の評判はお世辞にも良いとは言えなかったのですが、近年は食材の多様化や調理技術の向上で、そうした悪い印象は払拭されつつあります。
フィンランド東部では肉をたっぷり使った料理がよく食べられ、ミートボールの「リハプッラ」、ロールキャベツの「カーリカーリュレート」などが伝統料理として知られます。
フィンランド東部では魚をたっぷり使った料理もよく食べられ、ジャガイモが添えつけられて出されることが多い「ニシンの塩漬け」は伝統料理です。
フィンランド西部では野菜料理がよく食べられ、エンドウ豆のスープの「ヘルネケイット」、マッシュポテトなどが人気です。ジャガイモは18世紀以降よく食べられるようになりました。
フィンランドでは、牛乳やバターなど乳製品の生産がさかんなので、それに呼応するようにお菓子作りもさかんに行われています。とりわけブルーベリーやホロムイイチゴといったベリー類を使ったお菓子が多いです。
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