シチリアの晩鐘とは、1282年にシチリアで起きた一揆のこと。シチリア島の住民が、復活祭の夜、パレルモの晩鐘の音とともに、アンジュー家(フランス)の支配に対する反乱を起こした。この反乱によって、シチリア島はアラゴン王国のペドロ3世の支配下に入り、シチリア島はアンジュー家から解放された。シチリアの歴史において重要な出来事とされ、ヨーロッパの勢力図にも影響をおよぼした。