古代ローマ人の特徴|人種は?末裔はイタリア人?

ローマ人」というのは、紀元前8世紀頃から紀元5世紀頃まで存在した古代ローマ(ローマ共和国、ローマ帝国)の市民権(ローマ市民権)を持っていた人々のことです。ローマ中部のラティウム地方に居住していたラテン人を中心とした様々な民族で構成されています。

 

 

ローマ人の名前の由来

ローマとは古代ローマの建国者ロムルスに由来すると伝えられています。

 

ローマ人の居住

居住地域

初期:イタリア半島中部
中期:イタリア半島全域
後期:地中海世界全域

 

人口

約6000万人(ローマ帝政期)

 

ローマ人の文化

言語

ラテン語

 

宗教

多神教/ミトラ教/キリスト教

 

ローマ人の歴史

紀元前753年
イタリア半島中部にローマが建国。ローマ人の歴史が始まる。
紀元前509年
王制を打倒して、共和政を開始する。
紀元前272年
イタリア半島の他民族を服属させ、イタリア半島を統一する。
紀元前31年
エジプトを制圧し、地中海世界全域がローマ人の支配下に置かれる。
紀元前27年
パックス・ロマーナ(ローマによる平和)と呼ばれるおよそ200年にも及ぶローマ帝国全盛期に突入。
紀元395年
ローマが衰退し始め、西ローマ帝国と東ローマ帝国に分裂する。
紀元476年
ローマに侵入してきたゲルマン民族に西ローマ帝国が滅ぼされる。
紀元1453年
オスマン帝国により東ローマ帝国が滅ぼされる。ローマ人の歴史の終わり

 

ローマ人の起源・系統

ローマ人のルーツ

古代ローマというのは、最初期の王政から帝政時代まで一貫して近隣から様々な民族を受け入れ発展してきた歴史があります。なのでローマは今のアメリカのように、様々な民族が入り乱れる移民の国、多民族国家といえる国です。ローマ人の大多数は人種的にコーカソイドという共通点はありますが、血筋としての繋がりはほとんどないといって良いでしょう。

 

ローマ人=ラテン人ではない

ローマ人=ラテン人というイメージが強い人も多いと思いますが、上述したようにローマは多くの移民を受け入れた国。確かに最初はラテン人主体でしたが、時代が下るにつれ中東系やギリシア系、ゲルマン人ガリア人など様々な民族がローマ人の一員になり、必ずしもイコールでは結べなくなりました。

 

イタリア人はローマ人の末裔か

イタリア人は古代ローマ人の末裔なのか?という質問をよくされますが、古代ローマは現在のイタリア・ローマにて誕生し、数世紀かけヨーロッパ世界全域に覇権を広げた世界屈指の大帝国です。

 

現在のヨーロッパ文化の基礎を作り、ローマの公用語だったラテン語は現ヨーロッパ諸言語の大半の祖となりました。つまりイタリア人だけでなく、フランス人やドイツ人、スペイン人など大半のヨーロッパ人はローマ人の末裔といえるでしょう。

 

 

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