
ヨーロッパ文明の源流を作った「古代ギリシア人」の特徴について情報をまとめています。彼らはどのような人種で構成され、またどのような文化を持ち、歴史を辿ってきたのでしょうか。
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古代ギリシア人は自分達のことを「ギリシア人」ではなく「ヘレネス(Hellenes)」と自称していました。神話上の美女ヘレネに由来しており、ヘレネスというのは「ヘレネの子孫たち」という意味です。(ヘレネスが住む土地を「ヘラス(Hellas)」と呼んでいました。)
自然人類学的にいえば、古代ギリシア人と現代ギリシア人の大部分は別人種で、血縁的な繋がりはほとんどありません。ギリシア人というのは、ローマ&ビザンチン帝国やオスマン・トルコの支配下で、何世紀もの間に様々な民族と融合してきたので、「古代ギリシア人の純粋な血筋」などというものは、ほぼ残り得ないからです。たとえばギリシアには金髪の白人が普通にいますが、最初期の古代ギリシア人はほとんどが黒髪で褐色肌だったと考えられています。
ギリシア語
多神教:ギリシア神話のオリュンポスの神々が信仰されていました。
前8世紀頃
バルカン半島各地にギリシア人による政治共同体ポリス(都市国家)が成立するようになる。
前776年
第一回古代オリンピックが開催される。
前499年〜前449年
ギリシアにペルシア軍が侵攻し、ギリシア人総出でこれを迎え撃つ。
前337年
ギリシア系のマケドニア王国によりギリシア世界が統一される。
前146年
マケドニアが共和政ローマに征服され、ギリシア人の政治的独立が失われる。
今や血筋の繋がりこそほぼないものの、ギリシア人の祖先は古代ギリシア人であるというのは否定できない事実でしょう。民族というのはようは歴史や言語などの文化的な同族意識であり、血筋とイコールではありません。遺伝的な繋がりがなくても、古代からの言語や文化を受け継ぐ現代ギリシア人は古代ギリシア人の末裔といえるのです。
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