アングロ・サクソン人の特徴|人種・言語・歴史・宗教など

アングロ・サクソン人は、イングランド人の祖となった民族です。イングランドの文化的基礎は、アングロ・サクソン人により作られたので、イングランド人およびイングランド系の人々のことを「アングロサクソン系」と呼ぶ場合もあります。

 

 

アングロ・サクソン人の特徴

容姿

人種的にはコーカソイドの北方系に属し、長身、白人、碧眼、金髪などの身体的特徴を持ちます。

 

言語

最初はサクソン人と同じ低地ドイツ語(アングロサクソン人の原住地、北ドイツで話されるドイツ語)を話していましたが、時間の経過とともに変化し、英語の基礎となりました。

 

宗教

もともとはゲルマン神話の神々を信仰する多神教でしたが、600年頃にキリスト教化されました。

 

アングロ・サクソン人の歴史

5〜6世紀頃、北西ドイツのサクソン人、ユトランド半島根元のアングル人がともにイングランドに移住。先住民族のケルト系ブリトン人を駆逐ししました。サクソン人とアングル人は現地で融合しアングロ・サクソン人となり、9世紀初め頃までに七王国を建国。11世紀にはイングランド王国の基礎を形成しました。