エトルリア人の特徴|人種・言語・歴史・宗教など

エトルリア人(ラテン語でエトルスキ)は、紀元前10世紀ごろからイタリア半島中部のトスカーナ地方に暮らしていた民族です。

 

 

エトルリア人の文化

言語

先印欧語※であるエトルリア語を使用していました。エトルリア語は今や死後であり考古学的資料に乏しいので、言語系統は判然としませんが、遺された碑文の研究からティルセニア語族ではないかという仮説が立てられています。

 

先印欧語とはインド・ヨーロッパ語族が広まる前に、先史時代のヨーロッパと南アジアで使われていた古代言語。英語でPre-Indo-European languagesと表記。

 

エトルリア人の歴史

イタリア半島中部・エトルリア地方の豊富な鉱物や肥沃な耕地を背景に、前8世紀頃都市国家群を建設しました。前3世紀になると勢力を増した共和制ローマの支配下に収まりました。しかしローマより早く文明化したこともあり、エトルリア文化は、ローマの建築、衣服、政治制度などに大きな影響を与え、ローマの歴史を語る上でも重要な存在となっています。王政ローマの七人の王の最後の3人はエトルリア人だったと伝えられています。

 

エトルリア人の起源・系統

エトルリア人の系統については小アジアのリュディアからイタリアへ渡来した民族(ヘロドトスの東方起源説)、イタリア先住民(ハリカルナッソスのディオニュシオスの説)がありますが、はっきりとしたことはわかっていません。

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