ボルジア家(イタリア語: Borgia)は、15世紀末から16世紀初めまでイタリアで繁栄した、スペイン・バレンシア発祥の名家です。一族からローマ教皇も輩出している列記とした名門ですが、毒で政敵を次々と暗殺したという風説から、一般にとても悪いイメージで語られることが多いです。
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アルフォンソ・ボルハ(1378‐1458)がバレンシア司教,枢機卿を経て、1455年にローマ教皇に選出されたことでボルジア一族は最盛期を迎えました。アルフォンソ(カリストゥス3世:在位1455年4月8日‐1458年8月6日)は一族をイタリアに呼び寄せ、様々な要職に配置し、一族の勢力拡大に努めました。
ボルジア一族から出た二人目のローマ教皇アレクサンデル6世(本名ロドリゴ・ボルジア)は、冷酷・強欲の「史上最悪の教皇」と呼ばれています。これは彼が政敵を次々と毒殺して回っているという噂が広がっていたことが背景にあり、その際に用いたとされる毒は「カンタレラ」と呼ばれています。
現在、ボルジア家女系の血筋として、ボルジア・デ・ミラ家、ボルジア=ランソル家、ボルジア=マトゥッツィ家が残っています。
フランス系
カペー家/ブルゴーニュ家/ヴァロワ家/ブルボン家/ボナパルト家/オルレアン家/ノルマンディー家/フランドル家
ドイツ系
ハプスブルク家/リウドルフィング家/ズップリンブルク家/ヴィッテルスバッハ家/ロレーヌ家/ハプスブルク=ロートリンゲン家
イタリア系
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